お母さんの気持ち。

実は ↑のお弁当は 結果 車の中で食べました。
週末のお買い物を３人でして、

どこで食べようかーと
走っているうちに 大渋滞(>_<)

そう。この時期の海辺の道、朝と夕方は
海水浴帰りの車で大混雑。

あれよあれよと暗くなり
結果、お腹が空いて車の中お弁当。

”駅弁だねー！”と私が言うと
”『えき』は ないから、『みち』弁 だよー”と言う。ユウ。

道弁となったのでした＾＾

膝の上に広げて食べるお弁当も
（食べづらいけど）なかなか楽しいです。

私の父の実家は愛媛で 母の実家は山形。
帰省するときは 船や特急で
こんな風に 母のお弁当を広げて食べた。

魔法瓶にはいったお茶を
ふうふうしてもらうの、嬉しかったな。

テーブルや芝生とか
お弁当に適した（？）場所で無いと
お母さんは 忙しい。

お弁当箱置く場所は グラグラするし
お茶もお味噌汁も・・・と全部並べる場所は無くて

狭い場所にお弁当箱を重ねて
でも おにぎりに、お野菜に、おかず、汁物
色々食べれるように 配置換えしながら
皆で食べる。

あの、帰省の時のお弁当
母はゆっくり食べられなかっただろうなと今更気づく。

そして、ゆっくりは食べられないんだけど
ユウのおにぎりを持つ手や
黒幕のモリモリ食べる顔に
こんなにも 癒されるんだなあとも思う。


あの時も
あの時も
お母さんは
お弁当に、熱いお茶に ３姉妹のおトイレのタイミングや
乗り物酔いにも気を配って そして笑っていたけれど

いざ、自分が母になって
同じような場面になると
”見た”記憶の奥に
母がその時 抱えていたものを考えてしまう。

私はお弁当をあれこれ、入れ替えしたり
お茶をこぼさないか覗いたり
食べる顔ののんびり眺めたりしながら


私は渋滞の間、（黒幕に運転を任せ）本を読んでいたのもあったのか
なんだか色々な想いがよぎる。

感謝、尊敬、
悲しさ・寂しさ、色んな感情。
なんのこっちゃな感じだけど

日々の考え事が頭を巡る。
来週からの仕事を確認したり
４人の両親の夏休みを考えたり
年齢を考えて心配になったり
離れている友人を想ったり 会いたいなと願ったり


４０過ぎても 子供が大きくなっても
目の前のお弁当ダケが心配事じゃなくて

色んな気持ちや悩みや考え事を
意外と抱えているものなんだね。お母さん。

それでも
お母さんが”お母さん”のいつもの顔でいてくれたことを
尊敬する。

そして”お母さんの いつもの顔”で居れるのは
目の前のユウと黒幕の顔があるからってことも
今は わかる。

考えることが ある
悩めることが ある今にも感謝して
お母さんな自分の 今にも感謝して
色んなことに、人に出会えた今にも感謝して


２人のお弁当を食べる顔を見ていました＾＾


そして帰宅して
録画しておいた はじめてのおつかいを3人で観ました。


はーーーー。夏の大冒険、素敵だったなあ。苦しい位に泣いてしまったーーー。