おすくり。




喉が痛くなって起きた昨日、洗濯物を朝干したら、もう意識朦朧。
膝がガクガクしてきてしまったので、
こりゃー、いかん。とお医者さんへ。

幸い、お仕事仲間と集まるお仕事は無かったので
事情を話してお昼から寝かせてもらうことにしました。

ユウが学校から帰って来て
パジャマ姿の私にビックリしてました。

寝込むなんてほとんど無いもんね。

”おがーざん、がぜ ひいちゃったびだいで・・・”
鼻声で説明すると

うんうん。と首をふって
”・・・わかった。わかったよ”と言いながら
ポロポロ涙をこぼして泣いちゃう、ユウ。


・・・泣いちゃうほど、酷いわけでは決してないのに・・・。
うー。泣かせてごめん。
泣き虫ユウには、相当ショックだったみたいです、
お昼間のパジャマ姿の私。

そして、私をさっさとお布団にエスコートしてくれて
毛布も上手にかけてくれました。

”おすくりは？ おすくり、ユウ、買ってこようか？
『たちばな』さんの、おばちゃんに、聞いて・・・”

『たちばな』さんは、近所の薬局です。
ユウがお薬貰うのも、いつもソコ。

ユウ、慌ててるのか”おくすり”が”おすくり”になってるし・・・。



その後も、ユウは
蜜柑をむいてくれたり、リンゴを切ってくれたり
お水を運んでくれたり、甲斐甲斐しく動いてくれました。

寝ながらユウの後姿を見上げると
やっぱり大きくなったなあ。

そして”おかあさん、足のつめ、きってあげようか？”と爪切りを持ってきてくれた時は
ビックリ。

・・・そこまではいいです。
自分で出来ますから。
ありがとう。

大体寝込んで30分もしてないのに、
爪も伸びてないからさ＾＾

”だいじょうぶだよ。ありがとう”と伝えると
にっこり、笑って
私のおでこを、”いいこ。いいこ。”してくれました。

小さい手だけど
やっぱり大きくなったな。

今度はこちらが泣いちゃいそうです。


夕方5時まで寝かせてもらって
ユウのピアノの練習や宿題、簡単夕飯。
お風呂入って
ユウの髪の毛乾かして、昨日は19時に就寝。

早過ぎて、ユウは眠れないかな・・・と思ったら
絵本の途中で寝てました。

疲れさせちゃったね。
心配させちゃったね。

ごめんね。
ありがとう。

ユウの慌てた”おすくり”って言葉がまだ耳に残ってます。