＊＊＊続きは育児日記です。（暗くて長いです・・・許してくれる方のみどうぞ）
＊＊＊自己嫌悪。

月曜日は幼稚園をお休みしました。
お休み？早退？かな。

朝起きたら熱も無く、咳もお鼻も問題なし。
でも、昨日まで”風邪”だったしな・・・
お友達にうつさないかな。体力もつかな。酷くならないかな。

休む事も、行かせる事も悩む。
自分の事だったら、”だいじょうぶ”と言えるし、
幼稚園前の娘だったら、のんびり午前中は過ごそう・・・と簡単に決められた。

こんな簡単な事なのに、月曜日だから・・・幼稚園始まったばっかりだから・・・と
すごくすごく悩んでしまった。

日曜日のお医者さんに相談したときに
”お鼻や咳が出なければ、周りにうつしたりはしないので、
あとは、本人の意思に任せてみては？2時間位の保育なら・・・”とのことだった。

そして、本人に聞いてみた。

”ゆーちゃん、今日、幼稚園頑張れる？無理しないでいいよ？”と言うと
”ばんがるよ！ようちえん、いく！”と
元気に着替え始めた。

アンパンマンの歌をアカペラで歌って踊る位だったので、大丈夫だな。と安心して
通園班の集合場所へ。

でも・・・歩き始めたら、
即”だっこーーー”と言ってきた。

片道20分は病み上がりでは辛いもんね。
抱っこして、おんぶして、幼稚園へ到着。

そして、私から離れた娘の顔はちょっと赤い。
なんとなくボーっとして、”病み上がり”の顔をしてる。

心配になって、”今日は、幼稚園、おやすみしようか？疲れた？”と聞くと
突然わーーーっと泣き出した。

”やっぱり、ばんがれない。やっぱり、ばんがれない”と繰り返して、
”おかーさんと いっしょ に おうちに かえる”と言ってしがみついてきた。

事情を話して、娘をそのまま抱っこして
自宅へ戻ることにした。
先生は、”頑張って幼稚園まで来たから、ハンコだけ押そうね。”と出席のハンコを押してくれて
泣いてた娘がちょっと笑った。

娘を抱っこしながらトボトボ歩いて、考えてた。
幼稚園はたった2時間だけど、入園式から毎日毎日、娘は沢山の心を使って、体力を使って、頭を使って過ごしてたんだ。

朝、”頑張れる？”と聞いた自分をすごく後悔した。
”頑張れる？”と聞いたら、”ばんがる（頑張る）”と答えようとしてしまう、娘は毎日一生懸命だったんだ。それくらい毎日娘は頑張ってた。
多分、"頑張れる？”と聞いた私の顔や目は”頑張って”と強要していたんだと思う。

娘が頑張っているのは解っていたのに、いっぱい感じていたはずなのに、
些細なことで、さらに強要してしまった。自分が恥ずかしくて、悲しくて、くやしかった。


抱っこしながら、娘に
”ゆうちゃん、ごめんね。辛かったね。頑張ったね”というと、
娘は、”ばんがれなかった。 おかーさん ごめんね。”と言ってまた泣き始めた。

娘に謝られてしまって、今度は私の涙が止まらなくなってしまった。

”幼稚園に楽しく通ってくれて、嬉しい。嬉しい。”という感情が
”楽しく通ってね。頑張れ。頑張れ。”と娘を無理させてしまうほどの、責任を感じさせてしまうほどの
エールになってしまっていたのじゃないか。

娘に謝られたりして・・・駄目な自分に腹が立つ。
彼女が謝ることじゃないのに。

帰り道、日曜日のお医者さんでなく、いつものかかりつけのお医者さんに寄って帰った。
いつもの先生に診てもらって、いつものお薬。

いつものＹ先生が”お母さんと一杯お昼ねして、ご飯ゆっくり食べたら、元気になるよね”と言った。

そうだった。病気の後は体よりも心が寂しくなったりするから・・・と
”添い寝や抱っこをいつもより一杯してあげて”といつも聞いてた。幼稚園に入る前はいつもそうしていたのに。大切な大切なことを忘れてた。Y先生ありがとう。そして、ゆうゆう、ごめんね。

夕方から本棚いっぱいの絵本を読んだ。
グレープフルーツはお皿に入れるんじゃなくて、口に運んであげるとぺろりと1個食べた。
家の中でずーっと手をつないでた。
同じ指遊びをずーっとして、ずっと笑った。

そして、一日あけた今日もお休み。
沢山一緒に過ごして気持ちも元気になったら幼稚園に行こう。

無理矢理、頑張らせてごめんね。
笑ってくれてありがとう。
ありがとう。

幼稚園を休む、休まない・・・そんな小さなことで
大騒ぎして、悩んで、泣いて・・・

・・・そんな駄目なお母さんの月曜日でした。